スリーピース、最強のライブバンドThe Jerryのお話。

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2003年3月15日にミニアルバム「rude flowers」でデビュー。

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カメレオン レーベル

The Jerry

ボーカル・ギター オサナイユウタ

ドラムス 辻周(ツジアマネ)

ベース 市丸博史(イチマルヒロシ)(2008年脱退)

スリーピースロックバンド。ザ・ライブバンド。

彼らがデビューした時代、ブランキー・ジェット・シティやミッシェル・ガン・エレファントが解散してしまって、ロックリスナーはその代わりになるようなバンドを探していた。一方、演る側のバンドマンらも、そういうフォロワー的な人が多かったと記憶している。

結局、上の2つのバンドのように日本を熱狂させるロックバンドは現れなかったけど、The Jerryはクオリティの高い楽曲や、演奏力の高さから次世代のロックシンボルとしてかなり期待されていたように思うし、僕もライブに通うほど大好きだった。

攻撃的で陰鬱で、魂を揺さぶるような音楽。

オサナイさんのどこか悲しげな声、ソリッドなギターの音、背の高い市丸さんの弾く力強くうねるベース、周さんの歯切れの良く特徴的な踊るようなドラミング。暗い曲。高い演奏力。すぐに魅了された。

一番のおすすめは「drain dry」に収録されている「grateful dead」。ドラム神・周さんのドラミングが大爆発。もう最高。叩き姿が超絶カッコいいんだよなあ。ライブでまた見たいなあ。

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Liquid Chord

2008年に発売されたフルアルバム「AWAKE」では東京スカパラダイスオーケストラのギター加藤隆志をプロデューサーに迎え、再録音の名曲も散りばめられている。

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Lilballet

リードトラックの「影標」のPVも制作されていましたね。

影標 / The Jerry

この最小構成で、この迫力。やっぱりスリーピースってカッコいいよな。

あと彼らの代表作の「霧のメロディー」ね。(Peel The Peal 収録)

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カメレオン レーベル
The Jerry – 霧のメロディー

個人的には「AWAKE」の軽めの音より、こっちの方が好きなんだ。音像の大きく太いベースに極限まで硬く細いギター。ローファイなドラム。アレンジも斬新。PVも凄いな、とてもシラフで作ったようには思えない、これまたダウナーな・・。テキーラ飲んで爆音で聞いたら意識が飛びそうですね・・。

ベースの市丸さんが脱退して活動が少なくなったが、今現在(2019/07/13)でも活動中らしい。でも、HPが閉鎖されてますね。いつ無くなったんだろう・・。

2008年「AWAKE」からアルバムは発表されていない・・・。と思ったが、「15」というデジタル限定アルバムが2016年に出ているっぽい。知らなかった。

ギタボのオサナイさんはブログと音楽制作に力を入れている様子。

以上、The Jerryのお話でした!

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