こんにちは!
今回は「127時間」という映画を見ていきます。
初の試みとして見ながらあらすじを書くということをやってみます。見ながらですから多少破綻した文章があると思いますがご了承ください。その後に感想を書くというスタイル。よろしくお願いします。ネタバレはありありです。
あらすじ(見ながら書いてます)
男が旅行に。ほとんど人のいないような岩だらけの土地へ。道に迷った二人の女性クリスティーとミーガンに出逢い、渓谷で遊ぶ。岩と岩の隙間からしたの水たまりに飛び降りて遊び意気投合。
また翌日に合う約束をして別れる。
その後男はまた岩と岩に踏ん張る形の移動をしていた。
そこで小さな岩と落下、岩に右手を挟まれ身動きがとれなくなる。
男は所持品を洗いざらいし、ナイフを取り出し岩を削り始めるがナイフを落としてしまう。
木の枝を使い拾うことに成功。
12時をまわり水を飲む。12時を回ったら飲むと決めていたようだ。
紐を上に投げてみる。見事引っかけることに成功。これが体重を支えてくれるので寝やすくなった?だが寒い。
夜明け。日差しが暖かそうだ。
4月27日ビデオをとる。メッセージを残している。手は24時間以上血が通っていなくおそらく死んでいると言っている。
砂が降ってきたので大声を出し助けを求める。誰もいないようだった。
その様子もビデオに撮っていたことに気づき、正気を保とうと自分に言い聞かす。
食料を食べる。
約束のパーティを想像する。
コンタクトを外し食べている?
旅の直前のことを思い出す。
次の日持っていた紐を駆使し岩をどかそうとする。以前上に引っ掛けた紐も利用している。
水分が欲しくて飲料のCMを思い出す。
明日の夜までは生きられそうだとビデオに残す。
良い止血帯を思いついた。紐で腕を縛り血を止め切り落とす覚悟を決めたようだ。しかし歯が悪く全く切れなかった。
ビデオを初めて持ったとき?のことを思い出している。
妹がピアノを引いている。
意識が朦朧とし水を少しこぼす。
女性のことを思い出す。
雨だ。飲みたい。必死に口とボトルを開ける。
大量の水が流れ込んでくる。このままではおぼれてしまう。浮力で岩が浮いた!助かった!
車を盗み女性に会いに行く。…夢か…。夢だった。
夜が明ける。
アーロン(主人公)は救助のボランティアをやっているらしい。
誰にも行き先を言わなかったことを後悔しているようだ。
最後の水を飲み干した。動悸が激しい。
腕にナイフを突き刺す。血を舐める。
溜めておいた小便を飲む。
ビデオに溜池の映像があった。二人の女性と遊んだときのものだ。
幻影を見るようになった。ライトの電池も切れた。
自分の生まれてから毎日の行動がこの事故へと繋がったんだと嘆く。
腕を力づくで折る。再び腕へナイフを入れる。神経を切る。何度も切る。腕を切断することに成功。
だがここから上へ這い上がることはできるのか。
横に歩いていくと外へ出られた。紐をひっかくる金具が付いている。ので助かったか?
無事下につき水たまりの水をこれでもかと飲む。汚いように見えるが構ってはいられない。
腕が切断されているため非常に危険な状態は続く。
人を見つけヘルプ!と叫ぶ。まずは水をもらい、救助隊を呼ぶように頼む。
その後ヘリの救助隊が到着。
助かった。
ん?実話?実話だったのか!
今も彼は渓谷の探検と登山を続けている。行き先の書いたメモは残して。
ここで映画は終了。
感想
途中までフィクションだと思ってたから、最後の「その後彼は結婚し…」と始まったときは驚きました。
世界は広いからいろんなことがあるとはいえ、こんなことが実際に起きたなんて…。
だから妙に話が大きくならなかったのですか。
渓谷に行って岩に挟まって腕を切断して助かってオシマイ。
フィクションならもう少し紆余曲折考えるでしょうから。
ただ、その少ない展開だからこそ心情をたくさん表現出来たわけで、漫画の福本作品のような心理描写だけで何ページも使う、それの映画版。のような印象を受けました。とてもよく心理が描けていたと思います。
雨のシーンは見事に騙されてしまいました。あの喜びから絶望への切り替わりがなんとも言い難い脱力感を感じました。
面白かったですが、展開が少ないですので退屈に思う人もいるかも知れません。
映画って「人生は素晴らしい」と感じさせられることが多々あるのですが、この作品もそう思いました。こういう物語を見るといかに自分が幸せなのか再確認できるんですよね。映画は人生を豊かにし得るということでしょうなあ。
それでは!