特捜部Q 檻の中の女 がめちゃくちゃ面白かったので2作目の「特捜部Qキジ殺し」もすぐに視聴したぞ!
なんだか前作がヒットしたから急遽作ったのかな?と思わせる年数で仕上げてきているような。なんともう3作目も劇場公開済み。仕事が早い!名探偵コナンのようににこのまま毎年1作ずつ作るんじゃないかというくらいのはりきり具合。
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作品データ
原題 Fasandaeberne
公開 2014年
製作国 デンマーク・ドイツ・スウェーデン合作
監督 ミケル・ノルガード
脚本 テイラー・シェリダン
主演 エミリー・ブラント
キジ殺しの意味
はい!で、このキジ殺しというタイトルの意味だけど、最後まで見終わってもわかりませんでした。キジなんて出てきたっけ?わかるやつにはわかるみたいなことなのだろうか。
ということで調べたところ、「キジ撃ち」という裕福層の遊びがあるようで、それを「殺し」にして犯人を例えたということらしい。遊びで殴ったり殺したりしちゃったようなもんだから。そうか。そういうことだったのね。
感想
前作からだけどこの映画の暗い感じはすごく良いね。主人公がとっても暗く、それに合わせて映画全体もとっても暗いという感じ。これも今までになかったような気がして良いと思った。
今回は前回と違い、チームに女性の秘書が加わった。この秘書がかなり仕事が出来る。愛嬌のある顔でいいキャラクターだと思う。なんというか、ギャグを言いそうな顔。と言ってもこの映画には笑いが皆無なのでそういった場面は残念ながらなかったけど。
前作の犯人は一応復讐ということで、理由があって犯罪を行ったわけだけども、今回の犯人はそういうものがなくただ単純にザ・悪人でフィクションだけどちょっと胸糞悪かった。だから最後に殺されちゃうシナリオなのかな?キミーも犯罪集団の仲間だったから擁護はできないよね。もう極悪人だらけ。あんな危ない学校絶対にいやだ。ただキミーは死なないでほしかったなあ。もう一度人生をやり直してほしかった。あんな男に出会ってなければ・・・。
さて、主人公の話。性格が本当にイカすよ!!ただただ正義だけの男。前作冒頭で仲間を失っているのにそれでも犯人逮捕のためには突っ走る!不法侵入などの犯罪も犯す。映画ならではだけどかっこいい。それについていくアサドもかっこいい。アサドの安全や息子のことなんかどうでも良くなっちゃうんだろうね。最後のシーン。息子へ配慮はちょっと良かったね。
キミーの話。キミーはずっと隠れて暮らすつもりだったんだろうか?主人公たちが捜索しなければひっそりと暮らしていったのだろうか。それとも復讐の機会を伺っていたのかな。多分、捜査がきっかけで復讐したんだよなあ。悲しい事件だ。
あ、そうだ。主人公、銃撃戦のときに銃弾をもろに食らってたと思うんだけどあれ大丈夫なのか・・・普通に特捜部に戻って歩いてたけどさ。体めっちゃ頑丈!
ストーリー展開は前作と似てて途中で犯人がわかりそれをどう追い詰めるかという感じ。めちゃくちゃおもしろかった。毎回このパターンで良いよ!
とっても面白かったので3作目も期待大!