シュタインズ・ゲート ゼロ 1話 感想 ネタバレ あらすじ 岡部が別人に!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ついに始まった!!!!シュタインズ・ゲート ゼロのゲーム発売からずっと待ってたこのアニメ。見なきゃ人生の9割損する超名作アニメ「シュタインズ・ゲート」の続編だ。日本国民全員、いや地球の全員が見るべし!


あらすじ/ストーリー シュタインズ・ゲート ゼロ 1話 零化域のミッシングリンク

破壊されたビルが並ぶ荒廃した街。ビルの中でまゆりと、そのすぐ横に少女が立っている。そこに鈴羽が現れ「まゆ姉さん、こんなところにいたんだ」と声をかける。

まゆり「鈴ちゃん」

鈴羽「父さん達が探してた。もうすぐ作戦開始の時間だって。・・・まゆ姉さん?」

ビルの大型モニターに一瞬、白衣を着た紅莉栖の姿が映される。

まゆり「もしあの時、この手を伸ばしていたら・・この未来は変わったのかな。」

まゆりは手を伸ばす。

まゆり「あの日、私の彦星様が復活していれば全ては変わっていたかも知れない。」

まゆりはタイムマシンで帰ってきた直後の岡部のことを思い出し、涙を流している。

現代――

2010年12月10日。街はクリスマス一色。まゆりは空を見上げている。

岡部はカウンセリングを受けている。

カウンセラー「あなたは過去へ降りていきます。どんどん、どんどん降りていくと光が見えます。光は何色ですか?」

岡部「赤・・・」

カウンセラー「その光の中にあなたの大切な人が立っています。あなたの家族ですか?」

岡部「いいや・・・」

カウンセラー「では友人?恋人ですか?」

岡部「友人ですらない・・・俺とあいつは・・・」

岡部がクリニックから出てくると、まゆりが待っていた。彼は「催眠療法は大したことは無かった、特に問題はないってさ。しばらくカウンセリングは必要みたいだけど。まゆりが言う通り受信してみて良かったよ。」と伝える。

飯でもどうだ?と彼が切り出すと彼女は「それならアキバはどう?さっきフェリスちゃんとるか君に誘われたんだぁ!」という。

「秋葉原か・・・。」と神妙な面持ちの岡部。

まゆり「いや・・?」

彼は「・・・。いいよ。いこう。」と少し笑う。

さっそくまゆりは二人に連絡をする。

岡部「(もう・・・12月か・・・。あの夏から・・・早いな・・・。)」

岡部とまゆりは秋葉原のルノアールへ入店する。そこにフェイリスとるかが待っていた。

岡部「しばらくぶりだな。るか子、フェイリス。」

フェイリスは「凶真ー!会いたかったニャー!」と飛びつく。

岡部「凶真というのはやめてくれ。黒歴史だからだ・・・。」

るかが笑顔で懐かしんでいる。

彼は大学のゼミやサークルが忙しく、ラボになかなか来れなかったという。

るか「岡部さんがサークル・・・」

フェイリス「UFOとかUMAの研究をしてるとか?」

岡部「いや、テニスサークルだ。」

知らなかったるかとフェイリスは彼のあまりの豹変ぶりに驚いている。

岡部「大学のゼミの准教授がテニスサークルの顧問でな」

まゆり「めざせウィンブルドンだね~☆」

るか「じゃあ、その練習もあって忙しかったんですね。」

岡部は「いや・・・。練習はそんなには。」とバツが悪そうに答える。

フェイリス「じゃ何してるニャ?」

岡部「何って、ご、合コンとか・・・。」

二人はキモい!どういうことだ!と大声で彼をののしる。

岡部「酷いこと言うなよ・・・。俺だって普通の大学生なんだぞ。」

まゆりのスマホに由季から「アキバに来てるなら見せたいものがあるからラボで会えない?」というメールが入る。

岡部はラボという言葉に過剰に反応してしまいまわりに心配されるが、「大丈夫だ。行こう。」と言う。

ラボではダルがパソコンを使い、もの凄い勢いで@ちゃんねるに書き込みをしている。なにやら祭りがあったらしい。鈴羽は話しかけても聞こうとしない彼の背中に、制汗スプレーを銃に見立て背中に突きつけた。

鈴羽「話を聞きなさい。」

ダル「ひいいいいいいい!す、鈴羽。やめてくれないと父さん怒っちゃうぞ!」

鈴羽「怒られてるのは父さんの方。」

ダル「はい、すいません・・・。」

鈴羽「まったく・・・。一日中ごろごろして食べるかゲームかネットばかり。」

ダル「でもタイムマシンの研究って大変なんだよ。しかも目の前に本物があるのに触っちゃ駄目とかいうし。」

鈴羽「父さんが未来で開発するものだからね。今の父さんが見たらタイムパラドックスが起きる可能性があるんだよ。」

ダル「未来の僕が開発するならいいじゃん。明日からガンヴァルキリー!」

鈴羽「そのためには今から頑張らなきゃいけないのっ。未来の父さんもいつもそんなこと言って母さんに怒られてた。」

ダル「叱られるという名のご褒美。ハァハァ。」

鈴羽「父さん!」

ダル「はいなんでもないでござる。」

鈴羽「未来の父さんはいつも言っていたんだよ。ここは最低最悪の世界線だけど、あたしが誕生したことだけは最高だって。あたしはオカリンおじさんを説得してそんな未来を変えるためにここに来たんだ。なのに、あの日以来オカリンおじさんここへも来なくなって・・・。」

鈴羽「誰か来る!」

ダル「え?まさかオカリン?」

鈴羽「ブーツの音・・・。母さんだ!」

ダル「隠れろ鈴羽!」

鈴羽「オーキードーキー!」

ダルは散らかっている如何わしいものを隠す。ノックが鳴る。

ダル「はいどうぞー」

由季「こんにちは~♪」

ダル「あ・・・阿万音氏。どしたん急に?」

由季は微笑む。

由季「あれ?まゆりちゃんは?」

ダル「まゆ氏?今日はまだだけど。」

由季はまゆりとラボで待ち合わせをしていて少し早く来てしまったようだ。

由季「待たせてもらっていいですか?」

ダル「ああ、まあ・・・。」

由季「ありがとうございます。今日は妹さんはお留守ですか?」

ダル「え?妹?誰の?」

由季「誰って・・・。橋田さんの――」

ダル「僕?僕に二次元以外の妹なんていな・・・はっ!鈴羽のことでござるか?」

由季「他にいるんですか?」

ダル「あーいやあー・・・。いない?」

まゆり「トゥットゥルー♪」

まゆり、フェイリス、るか、そして岡部が入ってくる。

岡部「ここは変わってないな。」

ダル「オカリン・・・!」

岡部「入っても?」

ダル「自分のラボで遠慮とかねえよ・・・。」

岡部「それもそうか。」

みんながワイワイやっているところを鈴羽が覗いている。岡部がトイレに向かい、鈴羽がいることがバレてしまう。鈴羽は岡部を羽交い締めにする。全員がやってくる。

まゆり「鈴さん!」

鈴羽「ど、どーも・・・。」

喉を締められ岡部が気を失う。

場面は変わり由季がコスプレを披露している。るかの話では岡部は鈴羽と屋上へ向かったようだ。

岡部「わざわざ隠れなくても良かったんじゃないか?ダルの妹ということにしてるんだから、逆に怪しまれるだろう。」

鈴羽「そうなんだけど、母さん思った以上にあたしと仲良くしたがるんだ。」

岡部「由季さんとダルが初めて顔をあわせたのは・・・。」

鈴羽「夏のコミマ。まゆ姉さんのコスプレ仲間で、ここに出入りするようになって。顔を合わせちゃった。」

岡部「いずれ自分が生むことになる、未来の娘。何か感じるものがあったのかもな。」

鈴羽「とうさんはいずれ説明するって言ってくれてるけど・・・。」

岡部「しかし・・・。本当にダルが彼女と?」

鈴羽「あたしがここにいるって事は少なくともその未来は変わってない。」

鈴羽の頭上を飛行機が飛んでいる。彼女は戦争の記憶があり過敏に反応してしまう。

鈴羽「平和だね。あたしが物心ついたときにはもうこんな光景は写真とか映像の中にしか存在しなかった。」

岡部「第三次世界大戦・・・。」

鈴羽「うん。父さん達はタイムマシン開発のことで反政府組織として見なされてた。」

岡部「ダルと由季さんと三人で逃げていたのか?」

鈴羽「ううん。母さんは軍の無人機からあたしを守ろうとして・・・。機銃掃射で死んだから。」

彼はショックを受けている。

鈴羽「この目でズタズタにされていく母さんを見た。全身で母さんの血を浴びた。オカリンおじさん、この世界の行き着く先は地獄しかないんだ。タイムマシン争奪戦によって国と国が争い、人が沢山死ぬ。恐怖と絶望しかない世界なんだ!57億の人の命が掛かってるんだ!未来を―」

岡部「無理だ・・・。俺は何度と無く世界線を漂流してきた。こことは違う世界線でタイムマシンに運命を翻弄される人たちを、お前の結末の一つさえ見てきた。何度も何度も繰り返したんだ。そして人に出来ることには限りがあると知った。何をしても無力なんだ・・・。」

鈴羽「既に世界線を変えた事がある、そう言っていたよね?おじさん、だったら!」

岡部「駄目だ!過去改変をして世界線を移動するのは、この宇宙の仕組みから逸脱することなんだ!人間が手を出していい領域じゃない。神の領域なんだ!触れれば必ず罰を受けることになる。残酷な・・・目を覆いたくなるような罰を!」

鈴羽「それが答えなの?」

鈴羽はその場から立ち去ろうとする。

鈴羽「まだ時間がある。考え直して欲しい。あたしは諦めないから!」

まゆり「鈴さん結局戻ってこなかったね。喧嘩したわけじゃないんだよね?」

岡部「そういうわけじゃない。」

二人は電車に乗る。

まゆり「今日は久々にラボのみんなと会えてたのしかったなー。最近はラボに行くととても寂しい気持ちになってたんだー。」

岡部「ダルがいるだろ?」

まゆり「それに昔はまゆしぃ、毎日一人でオカリンのことラボで待ってたから全然寂しいはずないんだけどー。でも、なんでかわからないけど泣きたくなるくらい寂しくなるんだー。前はもっと賑やかだったのになーって。」

岡部「錯覚だ。錯覚だよ。あのラボに出入りしていたのは俺とお前とダルくらいのものだったろ?」

まゆり「うん。そうだよね。」

岡部のスマホに井崎准教授からメールの着信が。

岡部「明日ヴィクトル・コンドリア大学のセミナーがアキバであって。その前にゼミの教授と話しておきたかったんだが、みんなであつまって飲んでるみたいなんだ。」

まゆり「そっかー。すっかりリア充さんだねー♪まゆしぃは一人でも大丈夫だよ。」

彼は本郷三丁目駅で下車。一人になった彼女は複雑な顔をしている。

岡部は居酒屋のトイレで薬を飲み、飲み会に参加している。明日のセミナーのフライヤーを見ながら「人工知能革命、ヴィクトル・コンドリア大学、アレクシス・レスキネン教授か。あいつのいた大学・・・。」と頭の中でつぶやく。

紅莉栖「私、死ぬのかな・・・。死にたくないよ・・・。」

彼は何人もの紅莉栖が血まみれになっている幻覚を見てしまい、気分が悪くなり戻しそうになる。

翌日―

??「ちょっとあなた!」

岡部はセミナー会場で受付をしていて話しかけられるが見回しても誰もいない。

??「そこの君。」

下を向くと小学生くらいの小さな女の子がいる。

??「スタッフルームってどこかしら?」

岡部「ここ、大学のセミナー会場だけど・・・。」

??「そんなのわかってるわよ!この場所きてからそれ言われるのあなたで4回目なの!」

イライラしながらヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所のゲストパスを見せる。

岡部「拾ってくれたんだね!」

??「それも4回目!」

岡部「ヴィクトル・コンドリア大学の・・・中学生?」

??「寝ぼけるのは夜にして!大学に中学生がいるわけ無いでしょ!」

と裏面に記載してある生年月日を指差す。HIYAJO MAHO 11/02/1989と書いてある。顔写真もある。

岡部「21歳・・・。」

MAHO「つまり立派な成人女性よ!中学生でも小学生でも幼稚園児でも無く!・・・何か?」

岡部「しかし・・・いや・・・悪かった。謝る。」

MAHO「まあいいわ。どこの国に行っても同じこと言われるから。」

岡部「だろうな。」

MAHO「何か言った?」

岡部「いや別に!」

彼女は歩きだす。

岡部「そっちじゃない。スタッフルームだろ?一度出てそこの通路の扉の奥だ。」

MAHO「ありがとう。」

彼は真帆の向かった先に桐生萌郁がいることを発見する。萌郁は真帆と喋っているようだ。

岡部「どうして・・・萌郁がここに?まさかまた・・・!」

彼は違う世界線で会ったラウンダー(萌郁)のことを思い出している。

岡部「落ち着け・・・。ここはβ世界線だ。あの世界線とは違う・・・!違うんだ。」

セミナーが始まり、レスキネン教授とMAHOがステージ立つ。

MAHO「通訳とアシスタントは私、比屋定真帆が担当します。」

アレクシス・レスキネン教授が喋り出し、真帆が同時通訳を行う。

真帆「本日のテーマは人工知能革命としましたが、その話にはいる前に一つの論文を紹介したいと思います。この論文は我が研究所の女性研究員が発表したものです。人の記憶は大脳皮質、とりわけ側頭葉に記憶されるフラッシュメモリのようなものとして捉える事ができます。脳はニューロンと呼ばれる細胞の間を電気信号が伝わることで働きます。極論すれば、記憶は電気信号のパターンによって蓄積し、作られていると言えます。この理論を提唱した彼女は残念ながら17歳にして故人になりましたが、私氏達はその理論を認め、あるシステムの構築に成功しました。それが人間の記憶をデータ化して保存するシステムです。」

会場がざわつき出す。

真帆「これまでのようなプログラムにより疑似人格を作り上げるのではなく、データ化した人の記憶をベースに人工知能を作り上げる。人間同様の感情と記憶、心を持つ人工知能。天才、牧瀬紅莉栖の基礎理論を元に構築されたシステム。それがこれからデモンストレーションする人工知能、アマデウス。」

END

見た感想

ついに始まったなーーー・・・。長かったぜ。長すぎて「もうお蔵入りかな~」って諦めていた時期もあったよ。頑張った製作したシュタゲゼロアニメスタッフに拍手!アニメ始めるのって大変なんだね。

はい、ということで感想を少し。まずね、ゼロの新キャラ比屋定真帆さんのキャラクター(性格)が良い。研究者の女性は全員ツンツンしてるのだろうかね?ツンツン系は岡部と相性バッチリだからこの後のムフフな展開に期待がもてそうだ。うん。

岡部はもうほとんど別人になってしまったようだ。中二病で、白衣を着て、ポーズを決めて高笑いして、電源の入っていない電話と喋ってた彼が・・・あんな風になっちゃうんだね。

なんか私服も格好良くなって黒いシックなジャケットでバッチリ決めてる。ただそれ君毎日来てるね?ちゃんと洗濯してるかな?

その上!鳳凰院凶真のことを黒歴史なんて言っちゃって合コンやらサークルやらもうやりたい放題。え!毎日同じ服で?

「俺だって普通の大学生」とかなんとか言ってたけど、それもう上のパートの大学生だから!テニサー入って飲み会して合コンしてカッコ良い服着て、それ全然普通じゃないから!とっても幸せな大学生だと思うぞ。だから漆原るか君が本気で彼に対して怒ってたな。怒号。漆原るか君は多分あんまり学校で充実してないっぽいからな。友達まゆりしかいなさそうだし。岡部!漆原るか君に謝れ!!

そして岡部は、鈴羽のお母さんの由季さんが見るも無残な姿で死んだって聞かされても絶対に動こうとしないと。もう頑な。そんなことより合コンとテニサーなのかい?それでいいのかい?駄目だろ!動け!岡部!早く動き出せ!鈴羽のことも考えてよ!

まあね、クリニックでカウンセリング受けてるくらいだからもう精神状態がめちゃくちゃで、気を紛らわすためにわざと無理して遊んでるんだろうけどさ。その辺はわかるよわかる。鈴羽のことも考えてはいるでしょう。彼は彼なりに考えがあって信念を突き通そうとしているんだからさ。ブロガーの分際でとやかく言っちゃ無粋だよ!まずは頑張ってクリニックに通うところから。一歩一歩が大事。

あとなんかレスキネン教授のAIがすごそうだね。

萌郁と真帆が喋ってたけどお知り合い?この世界線の桐生萌郁は真帆の友達?

はい。ということで次回も楽しみだ~!

関連コンテンツユニット



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする