こんにちはゼーパです。
ヒカルの碁を15年ぶりに一気に読んでしまいました。
読んだというかアニメなんで見た。なんですけど。
アニメを北斗杯予選まで見て、それ以降は漫画で読みました。
ぼくの中でナンバーワン漫画はドラゴンボールで揺るぎなかったわけですが、今回この作品を見てヒカルの碁がナンバーワンになってしまった…。そのくらい名作ということを再確認しました。
ちなみにバクマン。やデスノートもかなり前ですが、読了しています。
それでは感想を書いていきたいと思います。
Contents
設定が秀逸
1000年以上前の天才棋士「藤原佐為(ふじわらのさい)」の霊が少年(ヒカル)に取り憑くことから始まる物語。
この藤原佐為がマジで強いんですよ。囲碁が。強いなんてもんじゃない。
その辺のプロなら楽勝で勝てるくらいの天才。
その天才棋士がヒカルに取り憑くんですよ。佐為と会話ができる。佐為は打つ場所を教えてくれる。すなわち世界一の囲碁の腕を手に入れたということになりますよね。
本当にワクワクする設定です。
ぼくがヒカルだったら次のプロ試験でプロになって賞金を稼ぎまくるでしょうねえ。
ヒカルは金より碁の方が好き
でもヒカルはそれを望まなかった。
自分で碁を打ちたいという気持ち、同い年の天才・塔矢アキラに追いつきたいという気持ちが強すぎる余り、佐為には極力打たせないという方針に。
金より碁が好きなんですねえ。
そこからして素質や才能がバリバリです。金より碁が大切な人間なんていますかね。
ヒカルは佐為の言ったとおりに打っていれば億万長者になれたのに、それよりも自分の碁を優先した。
打ちたいという気持ちは誰にも負けないでしょう。
そんな超素質のあるヒカルを、桁外れの超天才佐為が毎日碁を教えてくれるんですから、強くならないはずがない。
塔矢アキラという存在
塔矢アキラというキャラがものすごく際立ってます。
髪型、目つき、言動、そして碁の腕、すべてが素晴らしい。
よくこんなキャラを誕生させましたなあ。
とにかく佐為がかわいい
15年前に読んでいたときは途中まで佐為は女性だと思っていました。
女顔だし、ロングヘアーだし、喋り方も女っぽい。ピアスもしてるしね。
でもよく見ると格好が思いっきり男なんですよね。
アニメで初めて声を聞いたときは衝撃でした。か、かっこいいいいいいいっ
とってもお上手でいい声の声優さんで良かったです。
シリアスな場面の佐為の声は痺れました。めちゃくちゃかっこいいです。
漫画は読んだけど、佐為の声を一度も聞いたことが無いという人は一度きいてみてください。
アニメの声について
ヒカルの声は思ってたよりも高かったかなあ。最初は違和感があったど、すぐに慣れました。
塔矢アキラはぴったり。
ふたりとも最後は高1くらいでしたが、声変わりはさすがにありませんでした。
途中から声変わらないかなあ?と淡い期待を持っていましたけど、やっぱり小学生の声のままでした。
あと良いなと思ったのは緒方九段の声。さすが藤原啓治。
恋愛話は一切ない
幼馴染のあかりがヒカルに好意を寄せている描写は多々あるものの、ヒカルはまるで女性に興味がないようである。
というか、それよりも碁が好きなんだろう。
碁が好きすぎて、友達もあまりいないようだし、碁以外のことをしている描写がほぼ無い。
インターネットカフェでは好きなマンガのサイトを覗いているけど、漫画を読む描写はない。
まじでヒカルはすごすぎる。囲碁を打つために生まれてきたのだな。
なぜタイミングよく漫画のウェブサイトを閲覧していたのか…謎だ…。そもそも漫画に興味があったのかヒカルは。
囲碁以外に好きなものとしては、ラーメン。ヒカルはよくラーメン屋に行く。
成長する姿に人は魅了される
さすがはジャンプの主人公。イベントを経験するとどんどん成長していきます。ちょっと前まで勝てなかった相手に勝つ。本当に気持ちいい。
信じられないかもしれませんが藤原佐為もまた成長するのです。
現代の囲碁をインターネット囲碁で対戦相手から学び、吸収していく。無敵だこりゃ。
まとめ
世界初の囲碁漫画と銘打たれて登場したヒカルの碁は瞬く間に大人気になり、日本中に囲碁ブームを巻き起こしました。いまだにぼくは囲碁がよくわかりませんが…
個人的にはドラゴンボールを超えた名作。
オススメです!それでは!