HIFIMAN HE400se レビュー 超高コスパヘッドホンが誕生!!

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この記事は2021年5月14日に日本で発売された中国メーカーHIFIMANの平面磁界駆動型ヘッドホン「HE400se」のレビューです。


Contents

スペック

メーカー:HIFIMAN
型番:HE400se
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
能率:91dB
インピーダンス:25Ω
重量:390g
ドライバー:平面磁界駆動型
構造:オーバーヘッド・開放型
イヤーパッド:アラウンドイヤー
付属品:3.5mm端子ケーブル(両出し)・6.35mm変換アダプター

開封

外観・構造・装着感

beyerdynamicのような構造です。金属風の銀色の部分はおそらくプラ(もしかしたらアルミ?)。
イヤーカップは一般的なヘッドホンと同様に上下方向と奥手前方向に回転可動します。ぴったりフィット可能。ヘッドバンドからの長さも可変です。
イヤーパッドはもちもち。耳に当たる部分だけベロア調になっていて快適。
ケーブルはシルバーで綺麗な色をしていますがあまり丈夫ではなさそうなので完全に室内での鑑賞用と見られます。

イヤーパッドが優秀なので装着感は良好ですが中々重いです。側圧は割と強めに感じました。

音質(比較対象ATH-R70x・K701)

リスニング環境はPC→USB→FiiO K5 PRO。付属ケーブル使用。音量のとりにくさは470ΩのオーディオテクニカATH-R70xや音量が取りにくくて有名なAKG K701と大体同じくらいでした。

※ちなみにスマホ(OPPO A73)では最大音量の8割位で筆者は丁度いい感じでした。

初めて平面駆動型のヘッドホンを聴きました。1.6万円でこの音質。HIFIMANすごい、あっぱれです。

普通、高音が綺麗で伸びるヘッドホンだと低音が弱くなり、低音が充実したヘッドホンなら高音が弱くなりがちですが、本機は高音が非常に綺麗に伸びているのに低音もきちんと出ています。

解像度はかなり高いです。ATH-R70xも高解像度ですがそれより多くの音が分離されて耳に入ってきます。

音場も非常に広大。手持ちで一番広いK701より広い気がします。

明るい音ですが、温かみも感じます。

また、本機は非常に音が滑らかです。本機のあとにATH-R70x・K701で同じ曲を聴くと「あれ?ここ歪んでるな」と感じるようになってしまいました。これまでそんなことを思ったことは無かったのに。

低音の表現力に関してはATH-R70xの方が上でした。比べると本機は音圧が低いです。ただK701よりはしっかり出ています。
K701はほぼ全ての項目で本機に負けているような気が・・。軽さは勝っているけど。K701は我が家で女性ボーカルホンとして活躍していましたが、女性ボーカルも本機の方が良い気がします。とてもきらびやかで繊細で心地良いです。

エントリー機でこれなら上位機種はどうなっちまうんだ・・。

まとめ

HIFIMANの「HE400se」は音場が広く綺麗な高音、高解像度で滑らかな音質、低音もきちんと鳴っていてとてもお買い得なヘッドホンだと思いました。オススメです。

オーテクやソニーにも平面駆動型を開発して欲しいものです。

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