有線イヤホン final E4000 FI-E4DALD レビュー

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finalの有線イヤホン「E4000」のレビューです。

finalの有線イヤホンは「A4000」、「A3000」、「E3000」と来て今回は4本目です。


スペック

メーカー:final
型番:FI-E4DALD
発売日:2018年5月10日
再生周波数帯域:非公開
感度:97dB
インピーダンス:15Ω
重量:18g
ドライバー:6.4mmφダイナミック型
構造:カナル型
ケーブル:MMCXコネクター・OFC・1.2m・3.5mmプラグ
付属品:イヤーピース(5サイズ)・イヤーフック・シリコン製キャリーケース、カラビナ

開封

外観・構造・装着感

形状は円筒状。E3000より長くなっています。黒のアルミ削り出し筐体ということで質感高くかなりクール。樹脂筐体のA4000・A3000より高級感があります。なおE3000などと違い背面は閉ざされています。

私の場合はシュア掛けでなく普通の状態でラクラク装着出来ました。個人的にシュア掛け必須のイヤホンは面倒なので嬉しいポイント。

シュア掛けしたい場合も付属のイヤーフックにより快適に装着出来るとのこと。

音質

リスニング環境はPC→USB→FiiO K5 PRO。

4倍近く価格差があるので当たり前ですが同シリーズの下位モデル「E3000」と比較すると一聴してレベルが上がったと感じました。

一つひとつの音のディティールがUPし解像度・分解能が上がっています。

音色傾向は少し低音よりのフラットに聴こえます。ベースラインが辿りやすいです。超低域も感じ取れます。高域もきちんと出ていて上から下までバランスが良いと思いました。

E3000より少し低域の量が抑えられスッキリ。

アルミ筐体の特徴なのか(?)アタック感があり比較的硬い音に感じました。

次にAシリーズとの比較です。
今回はA4000、A3000のうち比較的低域寄りのA3000と比べてみました。

A3000はE4000より高域が充実しています。線の細い音で比較すると迫力は小さいです。繊細に鳴らすので女性ボーカルやストリングスが合うと思いました。
低域はE4000に比べ量が減ったと言うよりボアついていて、どう動いているのかわかりにくくなっている感じがします。なので低域はE4000の方が優れていると思います。比べると断然格好いい締まった音がします。

低域以外の解像感や音場の広さはA3000の方が多少良いかなと感じました。E4000に感じた硬さもなく比較的滑らかに感じます。

まとめ

今回はE4000をE3000、A3000と比較してみて、繊細なAシリーズ、圧の高い音でそのまま装着できるEシリーズ、どちらも良さを感じました。

E4000は迫力があるのでガツンと聴きたいときに良いと思いました。

E3000、E4000と聴くと次のE5000が気になるところ。

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