ドラゴンボール超「未来トランクス編」の矛盾を考察。マイはなぜ若い？髪の色の謎

ドラゴンボール超で「未来トランクス編」が放送開始となりました。
やっぱり青年トランクスは魅力的で画面に引き込まれます。
新章突入にあたり、僕が見ていて気になった点をまとめてみたいと思います。

仮定事項

超の時代はエイジ778
エイジ778でマイは41歳
未来トランクスの時代はエイジ795
未来トランクスは17年前のエイジ778に飛んだ

Contents

なぜマイの見た目が若いのか

ドラゴンボールの正史(本編の世界)と未来トランクスのいる未来の世界は、リンクしていません。
基本的に過去改変は未来に影響しない設定です。
例えば、トランクスが過去に戻って人造人間を倒してもトランクスのいた未来ではなにも変わりません。
あくまでも平行世界が一つ増えるという認識。

こういった前提があるドラゴンボールの世界。
それなのに、超の時点で41歳であるマイが未来でトランクスと同程度の見た目なのはおかしい。
マイは正史ではエイジ778以前にドラゴンボールにより若返ったわけですが、未来の歴史ではドラゴンボールが早々に消滅してしまって、そのイベントがないはずなのです。
ドラゴンボールはエイジ767に人造人間との戦いで神様、ピッコロが死亡した時に消滅しました。

未来トランクスは「17年前に戻る」と言って超のエイジ778に到着したので、推測するに未来トランクスの世界はそこから17年後のエイジ795となります。
マイはエイジ778時に41歳と仮定(映画神と神より)して、未来トランクスの時代エイジ795では58歳です。

にもかかわらずマイの見た目が若いのはおかしい。

ドラゴンボール消滅の直前にドラゴンボールを使い、若返ったとしたらエイジ767時に30歳→仮に4歳→未来時点で30歳。
ドラゴンボール超では40過ぎのブルマやチチもかなり若く描かれていることから、30代でも40代でも不思議ではありません。
したがってピッコロ消滅以前に30歳以下だったマイがドラゴンボールにより0歳～20歳に若返ったとみられます。
エイジ766産まれのトランクスと同い年ということならピッコロ死亡直前に1歳に若返ったことになります。

流石に1歳に若返ってあの暗黒時代を生き抜けるとは思えません。

こういったことから考察するに、未来トランクス編でマイが若い姿でいることにはかなり無理があるのです。トランクスと同程度の年ということならなおさら。

設定が変わった可能性

過去が未来を変えるという設定に変わったのだとしたら、超でトランクスはマイと知り合っていますので辻褄が合うのかなと一瞬思いますが、そうだとしたら未来トランクスの世界はとっくに消滅しているはずです。
悟空が病気で死なず、平和が訪れた時点で暗黒の未来は変わり、平和になっているはず。

設定が変わった可能性もなくなりました。

超の時代の後に暗黒時代がくる？

一つの可能性として、超のあとの時代に暗黒時代が訪れるのではないかとも考えましたが、未来トランクスがZ時代の回想をしていたのでこの可能性も消えます。
回想できたということは超のちびトランクスが成長した姿ではないということですから。

と結論付けようと思ったのですが、超の時代の後に何らかの理由でとんでもなく強い人造人間による暗黒時代に突入し、戦士が次々殺され残るはトランクスのみになり、タイムマシンで過去に行く→未来に戻る→人造人間倒す→悟空ブラックにより再び暗黒時代へ→超の時代へ戻る。ということなら、辻褄が合います。
どうあがいても人造人間によりトランクス1人まで滅ぼされてしまうという「収束」の力がはたらくと。
んー、でもそうなると正史における人造人間襲来時に未来トランクスが2人くることになっておかしなことになるのかな。
というか、その時代まで遡る意味もわからない。

これならマイの見た目が若いのも簡単に説明がつきますが、ちょっと無理やりすぎる。
よってこの可能性はなさそうです。