【感想】夕空のクライフイズム 超攻撃的サッカーマンガでもっとサッカーが好きになった!【手原和憲】

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ずいぶん久しぶりにサッカーマンガに触れた。最後に触れたのは中学生の頃読んだ「キャプテン翼 ワールドユース編」だったかな。なんともったいない人生だろうか。といってもよく考えたら人生で唯一読んだサッカー漫画が「キャプテン翼 ワールドユース編」だった。

これは2018年現在のキャプテン翼最新シリーズ。オリンピックの戦いを描いている。

キャプテン翼はまだ続いていてなんと翼達はまだワールドカップに出てすらいないらしい。個人的に高橋陽一先生には異次元になった等身を元に戻してワールドカップ編を書いて貰いたいですね。

今人的にサッカーロシアワールドカップの日本代表の激闘を見て、中学校の部活でやっていたサッカーにまた触れたくなったというのもあります。

ということで完結しているサッカー漫画で面白そうな全10巻の「夕空のクライフイズム」、読んでみました!


感想

最後の最後で号泣してしまいました。とてもいい漫画でした。モンキーターンの河合克敏先生の絵柄に似ています。好きなタッチ。こういう癖のないタッチ、好きです。

モンキーターンの主人公・波多野

夕空のクライフイズムの主人公・今中

よく見たらあんまり似てなかったですが、なんとなく髪型とか似て・・・ますよね?

ギャグセンスも光っていて声に出して笑う場面も沢山ありました。特に人物のタッチが急に濃くなり敬語で話し始める展開は超面白い。

木登学園の選手達はヨハン・クライフに傾倒する雨宮新監督とその娘の雨宮雨新コーチから超攻撃的サッカーを教え込まれ、半信半疑だったがその魅力にとりつかれていき特徴が無く無気力だったチームが成長していくというストーリー。

痛快でした。

ぼくが中学で部活をやっていたときは戦術なんて教えてくれなかったからなあ・・・。ぼくたちにも何か教えて欲しかったなあ。弱小校でそれどころではなかったというのもありましたけど。その地域の小学校にサッカー部がなくみんな中学から始めた基本すら出来ていない初心者でしたからね~。弱かったのでずっと守備的サッカーを盲目的にやっていました。攻撃的サッカー、やってみたかったな~

よくあるバトルスポーツ漫画ではなく戦術を徹底的に解説した静的なスポーツ漫画でした。

ヒロインの雨宮雨も可愛くて良いです。

雨宮雨コーチ。

サッカー要素だけでも面白いのに、ラブコメ要素も入っていてそれの描写の中々に上手くハマっています。

打ち切りっぽいエンドで非常に残念ではありますが、作者が伝えたかった超攻撃的サッカーは伝えきったと思います。

手原和憲先生の別のサッカー漫画でこういうのもあるみたいです。

とても面白そうですね。

最新作はこのピーチミルククラウン。

こちらは陸上部のお話だそうです。試し読みしました。面白そうです。やっぱり絵が良い。

夕空のクライフイズム、めちゃくちゃおもしろかったです!それでは!

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