花粉が飛んでますね。
ふふふ。
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アクリルタワシのキャッチフレーズ「洗剤いらず☆」を信用して使い続けた結果
エコが各所で叫ばれる昨今。
地域の施設やフリーマーケットやイベントでこれ売られてるの見ませんか。
『アクリルタワシ』『エコタワシ』と呼ばれてます。
かぎ針とアクリル毛糸があれば自分で作れちゃうらしく、主婦ハンドメイダーの間では人気なんだと妻が言ってました。
は、ハンドメイダー・・・?
妻は自分で作らないまでも、どこからともなくそういうものをもらってきては使おうとします。
エコタワシに限らず、そういったぼくにしてみれば胡散臭いものをよくもらってくるんです。なぜか。
しかし、そんな妻でも今はアクリルタワシを使いません。タンスに何個も放ってあります。(でも捨てようとしない)
それは、アクリルタワシの語られざる事実のためなのです・・・。
食器が臭い
いつもはやる気のなさそうな妻が鼻歌混じりに茶碗を洗い始めてから数日。
喉が渇いたので、お気に入りのグラスを手に取りました。
ぼくはグラスの無垢な透明感が大好きです。
そして水を注ぎ、一口飲みました。
うん・・・?
なんか臭い。
おかしいなぁ、浄水器付けてるはずなのに。
亀っぽい匂いがする。
亀と言えば世界一汚いとされる生き物。
汚いと言えば菌・・・?
ぼく「ねえ、コップ臭いんだけど」
妻「ええ~?なんでかなぁ?ちゃんと洗ったんだけどなぁ」
そしてこちらが何も言わないのに、ニッコニコしながらこちらに見せてきました。
これを。
ぼく「なにこれ」
妻「洗剤のいらないスポンジなんだって☆」
ぼく「におい嗅いでみ?」
妻「え~~?」
(妻、グラスに鼻を近づけ匂いを嗅ぐ)
妻「くさい」
ぼく「ほら、菌の臭いする」
妻「なんだこれ亀だな」
偶然にも全会一致でこれは亀だと決定。
こいつは今グラスじゃない。
亀なんだ。
普通の洗剤と安い新品スポンジで洗いなおしたら
妻「あれっ、よくよく嗅いだら普通の食器もくさいね!」
ということで、アクリルタワシを使って洗った食器を洗い済み食器立てからだけでなく食器棚からも全部出して総洗い直ししました。
数日のうちに使った大量の食器を洗い直し終えた妻が修羅のような顔をしてこちらにさっきの亀を差し出してきました。
妻「確認頼む」
(においを嗅ぐぼく)
ぼく「くさくないですね」
妻「おめでとうございます」
ぼく「ありがとうございます」
アクリルタワシじゃ除菌はできない
謎のやりとりを終え、ようやくぼくは無臭でおいしい水を飲むことができました。
においって味にすごく影響します。
におい=味
ってくらい影響します。
なぜこんなことになったのか。
犯人は言わずもがなアクリルタワシです。
洗剤の除菌機能
ジョイやキュキュットのような一般的でベストな洗剤は、これでもかってくらい『除菌』を売りにしてます。
まな板やふきんの除菌もできる!
除菌もで~きる、JOY☆
ええ、聞いたことがあることでしょう。
除菌能力のない洗剤を買う気にならない、もしくは「除菌能力のない洗剤なんかあるの?」ってくらい除菌は浸透してると思います。
それほど当たり前になっている除菌洗剤ですが、実は洗剤の本質は『界面活性剤』です。
多くの界面活性剤に除菌機能が備わっていますが、その強度はさまざまなので、ほぼ除菌をしない界面活性剤もあります。
ジョイやキュキュットはおそらくしっかり除菌をしてくれる界面活性剤やその他の成分が含まれているってわけです。
話が逸れてしまいましたが、ぼくが言いたいのは、「界面活性剤然り除菌成分をまったく使わないで食器を洗うとどうなるか」ということです。
アクリルタワシはお湯と併せて使うことで物理的に”目に見える汚れ”を落とします。
当然、除菌機能はありません。
食器は使っていくうちに傷もスレも入って、細かい菌が入り込みやすくなります。
そんなもの相手に、浸透しない物理的な汚れ落としが通用するはずがありません。
菌が蓄積するばかりです。
結果臭う。
普通が一番
さまざまな胡散臭い商品を経て、今では『ジョイ+5個入り100円のスポンジ』という黄金ペアに落ち着きました。
普通が一番ですね。
ちなみに、「低刺激界面活性剤使用」という手肌にやさしいタイプの洗剤を使用していた時期もありました。
結果はアクリルタワシのときとほぼほぼ一緒です。臭いが取れないんですよねー。
ぼくはジョイ。JOY派です。