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餃子の底焼き洗脳を解こう
「餃子は底面だけ焼く!これ常識。絶対に守れよ。」って言ってくるウザい大人、まわりにいませんか?
はい。ぼくもこの悪い大人たちに洗脳されて「餃子は底面だけ焼くのが普通」だと思いこんでいました。
でもそれは大きな間違いなんじゃないか?もっと焼いた方がいい部分があるんじゃないか?
昔、「餃子ってなんで下だけ焼くんだろう?そんな料理餃子だけじゃん!側面とか焼きたい。」と思っていたことをふと思い出したりもしたので実際にやってみることにした。
調理
使ったのは冷凍食品「味の素ギョーザ」。もはや日本で一番食べられている餃子と言っても過言ではない激ウマで簡単に焼ける餃子である。水も油もいらないから買ってみてね。
まずは袋に書いてある作り方通りに焼いて、それをひっくり返す。
少し薄いのがあるけど、まあいいだろう。
次にその面も焼けたらまだ焼いていない面が当たるようにまた返す。
はい。全面が満遍なく焼けてきたら・・・
更にこんな風にチャーハンを焼く要領で鍋を振り仕上げる。風味が増すと予想しての采配だ。多分良い判断だろう。ほら、生き生きしてる。
これ以上やると焦げるぞというところでフィニッシュ。
皿に盛る。
なんだこれは。肉眼と全然違う。もっと綺麗だし美味しそうだった。そうだ。スマホが悪い。
これは最早餃子ではない。全く新しい料理が出来上がったのだ。
写真では全く伝わらないけど、ぼくの目で見ると「こんなものがこの世に存在していたのか・・・!」と喋りだしてしまう程に美味しそうである。
一味唐辛子が好きなのでかけた。ちょっとかけ過ぎた。
実食
食べた。
はいもうこれは優勝です。
端的に言うと、
これは最早餃子ではない。全く新しい食べ物が出来上がったのだ。
餃子という概念を一旦忘れよう。既成観念に囚われちゃいけない。
料理名は「全面焼餃子」だ・・・!結局シンプルが一番良い。当たり前だ。
この料理は揚げ餃子の良いところと焼餃子の良いところだけを抽出している。
揚げ餃子の油っぽい感じモチモチ感のない感じ、嫌ですよね?焼餃子の白いところ、いらないですよね?あと、焼餃子ってたまにぬるくないですか?ちゃんと時間通り焼いたのになんかぬるいな・・・。思ったことありますよね?
この全面焼餃子はたっぷり加熱時間をとっているので地獄のように灼熱!火傷に注意だ!そして揚げ餃子よりモチモチで、焼餃子よりカリカリでうまい!
ルールに囚われちゃいけないんだと。なにを拘っているんだと。カッコつけるんじゃない。別にやりたいようにやればいいじゃないかと。一番大事なことはなんですか?見た目ですか?世間体ですか?中身(味)でしょう。
ということで全面焼餃子。激ウマです。お試しあれ。